解剖学・生理学など科学的理論に基づいた人体に対するアプローチとオステオパシー※の哲学をもって成り立つ、こだいら整骨院の特別治療です。全身に繋がる膜の異常箇所にアプローチすることで、人間が本来持っている自然治癒力が最大限に発揮されるよう働きかける治療です。

※オステオパシーは手で筋肉や関節、内臓や神経、膜組織などに施術(手技療法)を行いますが、テクニックのみを指す言葉ではなく、アンドリュー・テーラー・スティル博士が考えたオステオパシー哲学・医科学・技術の総合的な物です。

施術内容

自然治癒力が発揮されるよう働きかける

人間には自己治癒力が備わっていますが、私たちが日々治療にあたる中で、慢性的な症状(腰痛、古傷の痛み、肩が上がらないなど)を訴える患者さんが多くいらっしゃいます。これは様々な原因によって身体のバランスが崩れ、自然治癒力が機能しなくなってしまっている状態なのです。
保険外治療FOT(ファシア・オブ・セラピー)では、「ファシア※」と呼ばれる全身に繋がる膜の異常箇所にアプローチすることで、人間が本来持っている自然治癒力が最大限に発揮されるよう働きかけます。

※ファシア(Fascia)とは
一般的には「筋膜」と訳されますが、FOTでは、筋膜だけでなく内臓を包む膜や、骨を包む骨膜や、脳や脊柱を包む髄膜など、全ての「膜」を指します。身体内部に全身ストッキングを着ているように、全ては連続的に繋がって全身でひとつのユニットになっています。

診断と手技を繰り返し、身体を正常な状態へ

治療は診断と手技の繰り返しです。身体のどこかに異常があれば、その付近のファシアに異常が出ます。診断を行って動きの悪さを見つけ、その箇所をひとつひとつ正常な状態へと戻していきます。
まずはどの層に問題があるのかを見つけ出し、それに合わせて解剖学・生理学など科学的な見地からとるべき手技を選択します。
すり傷であれば皮膚、肉離れであれば少し深い筋膜、骨折であればそれよりも深い層(骨膜)に問題を探ります。手術や重度の火傷による癒着の問題であれば、更に深い層に問題がある場合が多いためそれを探ります。

治療費

手技(40分以内) + マッサージベッド + 酸素BOX
一般: 5,000円
学生: 3,000円